NTTについて

Norwegian Threshold Training(ノルウェー式閾値トレーニング。以下、NTT)というものを知ったので、今後の自分に大いに期待するために(皮肉です、念のため)、わかった範囲でまとめておく。 ノルウェーで確立された練習方法で、Jacob Ingebrigtsenをはじ…

2/28〜3/5

2/28(月)ラン休み3/1(火)TL20キロ、タバコ4本6:05起床 65.2キロ6:50朝ラン:10.3キロ49:06(キロ5:30~4: 30)、流し2本朝①カレーまん1個朝②缶コーヒー微糖、タバコ1本10:50頃タバコ1本昼:チキンカツサンド、プロテインバー、タバコ1本夕:プロテインバ…

無題

2/26、久しぶりに妻とジョグ、そのあと流しを5本。2/27は二部連。朝にまた流し。夜は10キロ45分快調。ガーミン先生はゴセン19分10秒くらいの予測。夜飲みすぎて服薬できず、翌28日は寝不足で朝ラン断念。ここ数日流しでスピードの刺激を入れ始めたのが早速ハ…

記録会に申し込んでしまったゴセン

土曜出勤なのだけれど朝イチで「いきつけ」の精神科で処方箋をもらう。申し訳程度の診察つき、これが待ち時間結構かかる、かれこれ1時間は拘束されてしまう。とはいえこの薬のおかげてよく眠れているので、ランの継続・向上には欠かせない。これを依存という…

寒いの飽きた

昨日2/23は15:30ごろから15キロ走を実施、1時間3分ほど、キロ4分15を切るペース、最後2キロの上りではさすがに息切れしてペースダウンするも、これまでで一番の練習ができた。今週のなかでは相対的に暖かい日だったおかげ。昼に食べた大盛りの汁なし担々麵が…

留保の感覚、あるいはネガティヴケイパビリティ

朝ランは12キロ58分。これくらいは当たり前にできるゆとりレベルになるとよい。次の日は軽めにとかではなく、このくらいのを毎日やっても平気という意味でのゆとりレベルに。言い換えれば毎日(毎朝)小一時間ジョグできる脚にするということ。まぁ焦らずや…

白湯なのに甘い

すごい雪降ってるよ、と起こされて見てみればその通りすぎて、けれど自転車で行く望みを捨てきれずグズっていたらそれほど道路に雪は残っていないことに気づきサドルに跨りペダルをこぐ。 早朝の人もまばらな境内の雪化粧に見惚れて、こういうところで寒さを…

詰まらないのも嫌だけれど詰まってるのも嫌なので酒で流し込む

また本をたくさん買ってしまった。5冊。読まないのに、読めないのに。まぁ思想系、変わらない。ある意味変わらなさすぎな自分にうんざりする。職場の頼りにしている同い年にして先輩が退職をマジな意味で仄めかし、いなくなったらと思うと闇、カービーSwitch…

積読は積徳なのだろうか

アクセス数は自分がタップした回数という実に貧しい自分語りのブログを再開して一応続けているけど、それにしても自分がアクセスしたことまでアクセス数にカウントするのは設計的にどうなんだろうかと首を傾げてしまう。とはいえ誰にも読まれないけれど読ま…

走ってるときしか自分じゃない

土曜出勤。朝10キロやって流し2本。全然スピードにのれていないのがわかりすぎる流しだった。伸び代だと前向きに。ジョグのほうは、昨日朝20分だけに留めて疲れが抜けていたのか(とはいえ日中チャリで外回り20キロやったりしたからどうなんだろう)、それと…

読みはじめ:古谷利裕『虚構世界はなぜ必要か?』

『虚構世界はなぜ必要か』という本を買って読みはじめている。いまでもWebでも読めるけれど、紙で読みたいので購入。読むスピードは遅いのではじめのほうだけ。 どうしようもないもの、しょうがないもの、変えられないもの。「この現実」はそういうものだ、…

時すでに遅し①

前の土日、2/11-12は天候に恵まれたおかげで、 ジョグスタートからすごくいい練習ができた。 快適なキツさでほぼほぼ走りきることができて( ラスト1キロの上り坂で垂れてしまったけれど) 充実した時間になった。 キロ5から最初の下りでリズムにのってキロ4…

なぜか韻踏

今朝は早起きしただけ、雨が降ってチャリもお預け。久々に走らない日、妻が帰省で夜は一人。伸ばす羽根なく直帰だ、休む間もなくダビスタ。一人で育てる架空の馬、虚空に漏らすため息深々。溜まるばかりの洗濯物、掃き溜められる夢の残存物。残り人生あと何…

腕時計がよく寝れたねと褒めてくれたから今日はシヴュラ記念日

いつもより30分、日によっては1時間近い早起きをして、 リビングで白湯を飲みのみ、妻と会話しつつ、 ゆっくりと眠気を覚ます。 昨日より5分ばかり早いスタートで朝ラン。 ガーミンは昨日より睡眠スコアが高く良質な眠りができていました と褒めてくれた。そ…

フラペチーノ的な何かとウマ娘。

2/8 朝ラン。とはいえ通勤ランではなく、自宅周辺をジョグってから家で身支度して自転車出勤。走ってそのまま即仕事は身体が冷えて苦手なようなので試してみた。早起きしなければならないのだけがネック。でも走ったあとシャワー浴びて身支度できるとだいぶ…

2/4-7

2/4の土曜は朝ランで出勤。懸念だった冷えはホッカイロとマフラーで解決した。しかし少し遅かったか、喉がいがらっぽく、鼻水も出る。プレコールを買ってみたけどあんまり効果を感じない。割と喉がしんどいのでのどぬーる的なものを買うか悩む。 忙しくない…

二部連からのホッピンおじさん

朝の通勤ランで5キロ。キロ6~5くらいで28分くらい。要調整。キロ6分半~5分半で30分、まったく息が上がらないペースで全然余裕という状態で終わるべきだった。発汗量も多くなってしまい、仕事はじめたら汗が冷えてしんどかった。ひたすら白湯を飲む。白湯っ…

夜の街ランからのビール

2月、昨日は走らず銭湯で1時間ほど湯治。今日は帰宅ランで10キロジョグ。ペースはキロ4分40。肺がダメダメ。入りの1キロで心拍160にあがってずっとそのまま。脚とか筋肉は快調なのに呼吸だけキツいというチグハグで50分弱我慢のジョグになった。 3〜4kgは体…

走りを再開

今年に入ってまた走りはじめた。大小いくつかの理由があってのことだけれど、ともあれ走りはじめた。矢先、調子に乗りすぎたのか疲労から免疫力が低下し、カンピロバクターにやられて急性腸炎にかかってしまい、先週末に復調。一昨日9キロ、昨日が10キロ、そ…

気づけば節句で絶句する間も無く金曜日の5月に

別にテニスなり球技なりをやっていたわけではないのだけれど、喩えていうならやっぱり日々の仕事は雑多な方向から飛んでくるボールをひたすら不恰好にでもとにかく打ち返して、来た球の面倒臭さが自分の打ち方のゆえであるか否かなんて問う暇もないのに、そ…

パトリツィア・カヴァッリ『私の詩は世界を変えないだろう』

アガンベンが序文を寄せている詩集ということでパラパラとめくる。表題作にして冒頭の一作につき、以下拙訳。 ✳︎✳︎✳︎ 誰かが私に言った きっとあなたの詩は 世界を変えないだろうと 私は答える、そうきっと 私の詩は 世界を変えないだろう (Patricia Cavall…

ジャガイモを食べるときに

鞭打たれる馬が視界に入るや否や駆け出し、その馬の首を抱きかかえ涙にくれたニーチェ。その後彼が発狂したことはよく知られている。かたや、馬のその後を知る者は誰もいない…。こうして始まるタル・ベーラ監督作『ニーチェの馬』では、強風の吹きすさぶ荒涼…

続「フィクションの季節は終わった」:ベンサム功利主義における美学の影

前回は「関心 interest」変容の思想史(それは18世紀における美学の誕生前夜の思想的コンテクストであった)を概観した。 helvetius.hatenablog.com この思想史の後半にベンサムは登場したと言える。それを踏まえてみると、ベンサムにおける interest 概念は…

フィクションの季節は終わった:ベンサム功利主義における美学の影

まず、ジャン=ピエール・クレロを引用するところから話を始めよう。 多くの哲学者たちは、バランスのとれた著作を執筆することに配慮しており、少なくとも18世紀以後は、一定の文量を美学に割いている。にもかかわらず、かくも大部分を快楽と苦痛とに割き、…

再掲)売るものがない自販機の前で

(※ 本稿は2021年6月時点のものです。再掲した理由なり経緯なりは省略しますが、一言だけ。売るものがない自販機はやはり撤去されてしまったこと、しかしあのときあそこに、たしかに売るものがない自販機があり、その傍らで煙草を吸ったことを、残しておきた…

それでもなお、煙を立てなければならない

網戸から入る蝉の鳴声、エアコンの室外機がたてる低音、扇風機は仕事をしてはいるものの、強い日差しに歯が立つわけもなく、諦めたように首を振り続けている。 先日渡邉格『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』を読んだ。三十路で一念発起パン屋の修行をす…

ギュスターヴ・モロー展@あべのハルカス美術館

展覧会情報(https://www.aham.jp/sp/exhibition/moreau/) 叡電、京阪、御堂筋線と久しぶりに電車を乗り継いで大阪へ。前売りでチケット買ってほっといたら終わりが近いことに気づき、出不精を押して鑑賞してきた。 ポスターにも使われている < L’apparitio…

8/18公演の劇団四季『ノートルダムの鐘』を観劇してきました

劇団四季の『ノートルダムの鐘』を観劇。すごいものをみてしまった。腰が抜けてしばらく呆然としてしまった。 十字架に縛られて火刑に処される最中カジモドに救出するもこと切れるエスメラルダ、その瞬間を片手の動きだけで表現したところではハッと息を呑み…

「役立たずですが、何か問題でも?」:千葉雅也「「過激で不愉快な同性愛者」の批評性」、『yom yom』vol.53 所収、読んだ

主著である『動きす』から入るのが王道でしょうし、読むべきなんですが、私は談話をもとに編集されたこの小品から、千葉雅也さんの考えていることに初めてアクセスすることとなりました。 内容は、昨年物議を醸した杉田水脈氏のLGBTをめぐる発言を受けて語ら…

【まとめてリライト】村田沙耶香『コンビニ人間』(文庫版)

「小さな光の箱」や「ガラスの箱」と形容されるコンビニのなかで、「コンビニの音」となってゆく無数の音たちに触れながら、主人公・古倉の肉体はマニュアルで彫塑され、見事な歯車として、透明な箱の新陳代謝に勤しんでゆく。 その古倉のアスペっぽい人格と…